この記事では「送信ドメイン設定(自分のメールアドレスからメール配信を行う)」設定で必要となるDMARC設定について説明しています。
【DMARCとは何か?】
迷惑メール対策として考案された認証技術です。
【何のために設定しなければならないか?】
Googleによる迷惑メール対策により、DMARC設定をしていないメールアドレスから、Gmailに対して月に5000件以上のメールを送る場合、Gmailでの受信ができなくなるのを避けるため、DMARCによる認証が必要となります。
【何をしなければならないのか?】
ご利用のドメインに対して、DMARCへの対応のためtxtレコードを設定が必要となります。
【すべてのメールアドレスに対して設定が必要?】
月間5000件以上のメールをGmailに送信する可能性のあるメールアドレスは必要です。Hiramkei 7で送信ドメイン設定をお申し込みいただく場合、必ず必要となります。なお、既に他のメールサービスで設定済みの場合は、Hirameki 7での設定は不要となります。
【何故申し込み時にレポート受取メールアドレスが必要か?】
DMARC設定を行う際に必要な受信可能なメールアドレスには、システムから24時間毎にレポートが送信されます。そのレポートの受信メールアドレスは、必ず受信機能のあるメールアドレスでなければなりません。Hirameki 7で設定する場合、この受信メールアドレスを申し込み時のメールアドレスもしくは、Hirameki 7で用意した受信専用のメールアドレスからご選択いただけます。
【Hirameki 7で用意したメールアドレスを選ぶとどうなるのか?】
レポートをHirameki 7で用意したメールアドレスで受け取りを選択した場合、お客様ではレポートを閲覧することができません。
【どんなレポートが送られてくるのか?】
設定されているドメインで発生したイベント(送信された等)を24時間単位で送信されます。
送信される内容については、特別な知識がない限り解読が困難な内容となります。