3.【年賀メールを送ろう】HTMLメールを作成する 作業時間:10分~
この記事ではメール配信機能でHTMLメールを作成する方法について説明します。今回は、特に年賀メールの作成を具体的な例をあげて説明していきます。年賀状メールの作成方法については、様々ありますがその中でも最もかんたんな方法についてご案内します。
1.素材を用意する
年賀状メールに限らずではありますが、HTMLメールの利点は画像を添付ファイルではなく、メール本文内で表示される点にあります。極論ではありますが、HTMLは画像さえ用意できてしまえば、完成したも同然です。
プライベートで送る年賀状メールであれば、ご自身で作成されたイラストやお写真をご用意でも良いかと思いますが、会社の取引先やお付き合いのあった方へ送る年賀状メールであれば、bizoceanの年賀状テンプレートをお勧めします。
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※bizoceanで提供されているテンプレート/画像データは商用利用が禁じられているものがございます。利用規約をご確認の上ご利用ください。なお、年賀メール内に商品案内等が含まれると、商用利用と判断される場合もございますので、ご挨拶状としての作成でのご利用をお願いします。
メール配信に新たなテンプレートが追加されました!
HTMLメールのテンプレートに、こちらのヘルプセンターでご案内したテンプレートが追加されました!今回、記事中でご案内した他に年賀メール用のテンプレートも追加されておりますので、是非ご確認ください!
ご利用方法については、こちらをご覧ください。
2.パーツを配置する
Hirameki 7のメール配信機能では、コンテンツを配置することでかんたんにHTMLメールが作成できます。もちろんテキストメールで送信することも可能ですが、今回は年賀メールの送信となりますので、HTMLメールの作成方法をご案内します。
メール設定画面が表示されるとまずは「メール件名」の入力を行います。続いて「メール本文」をHTMLをクリックします。
HTMLをクリックするとコンテンツメニューが表示されます。
追加できるパーツは以下の通りになります。
レイアウトパーツ | |
左右に余白を確保し、コンテンツを中央に寄せて表示させる際に利用します。 | |
パーツを横2列に並べて表示させる際に利用します。左右の領域を1:1,1:2,2:1の比率で調整することができます。 | |
パーツを3列に並べて表示させる際に利用します。 それぞれの領域を、1:1:1、2:1:1,1:2:1,1:1:2の比率で調整することができます。 |
シングルパーツ | |
見出し1(特大) 見出し(H要素)を追加します。特大文字での表示となりますので、大見出しにご利用いただけます。 |
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見出し2(大) 見出し(H要素)を追加します。大きめの文字での表示となります。 |
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見出し3(中) 見出し(H要素)を追加します。中程度のサイズの文字で表示されます。 |
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テキスト 文字を入力する領域を追加できます。編集画面で各文字にリンク設定ができる他、右クリックで名刺管理に登録されているコンタクト情報を差し込み文字列として追加することができます。詳しくはこちら |
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リスト 箇条書き文章を表示させます。編集画面より採番方式へ切り替えが可能です。 |
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注釈 ※、・、数字連番、※+数字連番の記号の後に注釈として文章を追加できます。
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画像 画像を追加します。画像はメール容量最適化のため、最大で100kbに自動圧縮されます。美麗な画像を利用されたい場合は、予め100kb以下の容量に圧縮した画像ファイルをご利用ください。 |
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ボタン ボタンコンテンツを追加します。ボタンにはリンク設定ができますので、自社サイトへの誘導などの際にご利用いただけます。 |
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区切り線 コンテンツ間に区切り線を追加します。 |
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空白 コンテンツ間に空白領域を追加します。 |
各パーツはドラッグ&ドロップで追加することができ、追加したパーツは縦に並んで配置されてゆきます。パーツを横並びに表示させたい場合は、まずレイアウトパーツを配置して、その中にシングルパーツを追加してゆくことで横並びでの配置を実現することができます。
3.パーツ配置のコツ
パーツ配置については、「こうしなければいけない!」というようなルールはありませんが、受信される人が読みやすくなるように工夫することが大事です。そして、もう一つ重要な観点として、HTMLメールは受信するメールソフトによっては意図した通りに表示されない場合があるということを意識する必要があります。
Hirameki 7のメール配信機能では可能な限りどのようなメールソフトやアプリを使っていても意図した通りに表示されるよう設計されてはいますが、確実にすべてのメールソフト/アプリで意図した通りに表示されるものではありません。
例)
Hirameki 7での編集時
Gmailで受信した場合
Outlookで受信した場合
とこのように、画像の位置がOutlookでは左寄せで表示されてしまいます。
多数の方へメールを送信する「メール配信」では残念ながら、すべてのユーザーの利用しているメールソフト/アプリにあわせて内容を変更することは不可能です。それでも、せっかくお送りするメールですから、このパートでは可能な限り意図した通りに表示させるためのちょっとした工夫についてご案内します。
ロゴを配置する
レイアウトパーツは、HTMLに追加するパーツを横並びに配置することができます。先の例のように右寄せで画像を配置したい場合は、3列のレイアウトパーツを利用します。
レイアウトパーツを配置した後、右側の領域に画像コンテンツを追加します。
この状態で保存し、送信するとOutlookでも意図した通りの場所にロゴ画像が配置されます。
もちろん中央、左側でも適応可能ですので、是非お試しください。
HTMLメールの編集方法については、以上となります。続いて実際の作例を利用しそのHTMLメールがどのような作られ方をしているかについて解説します。