4.【社内報:実践編】社内ノウハウの継承、知識共有ツールとして利用する 作業時間:約8分
「社内報」の機能はシンプルであるが故に、ちょっとした工夫で様々な利用方法が生まれます。「社内連絡」のように期限を区切った、短期的な社内の情報伝達だけでなく、会社の文化やノウハウ、知識を共有するツールとしても利用することも可能です。ここではその具体的な方法について説明します。また、「社内報」では一方通行の通知だけでなく内容を見たユーザーからのもコメントやリアクションによる双方向のコミュニケーションが可能です。
1.カテゴリを使ったノウハウ・知識の共有方法について
「社内報」には、あらかじめ用意されている「社内連絡」「お知らせ」「トピックス」の他に独自にカテゴリを追加することが可能です。作成されたカテゴリで投稿された内容はホーム画面で、表示させるカテゴリを選択することでまとめて表示させることができます。
このカテゴリの機能を使い、例えば「業務マニュアル」などのカテゴリを作成し、そちらに簡単な業務マニュアルを掲載したり、部署ごとにカテゴリを作成し部署毎の共有事項を投稿するなどの使い方も可能です。また、表示されるカードには画像を設定できますので、カテゴリ毎、部署毎、投稿される内容毎に設定する画像を決めて運用すると視覚的にもわかりやすい使い方ができます。
2.投稿タイトルを使ったノウハウ・知識の共有について
「社内報」では、数多くの投稿から特定の投稿を検索することもできます。この機能を利用して投稿時のタイトルなどに特定の言葉を使い、社内のノウハウ・知識の共有に役立てることも可能です。
例えば、業務マニュアルの場合であればタイトルに【マニュアル】などと付けて投稿することで、投稿されている内容のうち、【マニュアル】と付いたものだけを検索結果に表示させることもできます。
こちらを更に工夫して、タイトルに【◯◯部マニュアル】や【◯◯部社内連絡】などとタイトルの命名規則を作っておくと、増えてゆく社内の情報を探す作業も少なくなります。
3.コメント機能を使ったコミュニケーション
コメント機能を使ったコミュニケーションについては、SNSなどでよく見るコメント機能と同様に、投稿に対して各人がコメントを残すことができます。例えば、選択肢のある問いかけではなく、自由記述式での意見を求めるときなどは、コメント機能をつかって意見を募集することに利用することも可能です。
4.リアクション機能を使ったコミュニケーション
リアクション機能を使ったコミュニケーションでは、コメントとは違いYes/Noあるいは選択式の問いかけをする場合に有効です。例えば、社内イベントでの食事についてアンケートを取ったり社内イベントへの参加者確認などにも使うことが可能です。
使い方によって様々な社内コミュニケーションにもご利用いただけるものになっていますので、まずは複数人で利用してみてください。