4.【Webサイトに載せるべきコンテンツ1:会社概要】多ページ構成の作り方~基本編~ 読了時間:5分
この記事では多ページ構成のサイトの作成方法について説明します。ビジネスやサービス、組織などが成長するに従い、発信する情報も多くなってきます。もちろん、1枚のページで表現することも可能ではありますが、訪問するユーザーの読みやすさを考えた場合、多ページ構成のサイトも検討する必要があります。
1.多ページ構成のメリット
多ページ構成のWebサイトには、一般的に以下のようなメリットがあると言われています。
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情報の整理と階層構造: 複数のページを使用することで、情報を論理的な順序や階層構造に整理しやすくなります。これにより、ユーザーは必要な情報を見つけやすくなります。
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検索エンジン最適化 (SEO): 複数のページを使用すると、異なるキーワードやトピックに焦点を当てることができ、サイト全体のSEOを向上させることができます。各ページが特定のテーマに焦点を当てることで、検索エンジンのランキングが向上する可能性があります。
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パフォーマンスの最適化: 複数のページを使用すると、各ページのコンテンツが軽量になり、読み込み時間が短縮される可能性があります。これにより、ユーザーエクスペリエンスが向上します。
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分析とトラッキング: 各ページごとに異なるコンテンツがあるため、分析ツールを使用して各ページのパフォーマンスを追跡しやすくなります。どのページが最も訪れられているか、どのコンテンツが人気かなどを把握しやすくなります。
多ページ構成のサイトでは、ページ毎にコンテンツの種類を選んで配置できますので、単ページで構成されたサイトより多くの情報を発信することができます。そのサイト内に「パンくずリスト」などで、どんなコンテンツがどこに配置されているのかをわかりやすく作ることができます。
もちろん、1ページのみで構成されたWebサイトでも多くの情報を掲載することは可能ではありますが、縦に何回もスクロールして探すよりは、トップページに目次のようにコンテンツの概要を集めておき、リンク先ページに掲載しておくことでユーザビリティは格段に向上します。
また、SEO対策と考えた場合でも1ページのみのサイトより、複数サイトの方が様々なキーワードでの検索対象となりやすく、サイト全体への誘導という点でも有利になる場合があります。そして、何よりもブログやジャーナル、活動実績などの蓄積してゆくコンテンツ自体がビジネスや活動における情報資産となります。
最初は1枚のWebサイトから始めて、事業や活動の成長とともに、長期的にWebサイトも成長させてゆく場合、他ページ構成のサイトは避けられないものと言えるでしょう。
Hirameki 7のWebサイトでは、フリープランで1ページ、プライムプランまたはページ吸う変更オプションで11ページまで作成が可能です。また11ページ以上のページ数も、ページ数変更オプションをご利用いただくことで作成が可能となります。
2.ページを追加する
Hirameki 7のWebサイト機能では最大で3階層のWebサイトが作成できます。フリープランの場合には作成可能なページは1ページのみとなりますが、ページ数変更オプションをご利用いただきますと10ページ月1,000円(税別/月額)より追加できます。読み物系コンテンツ等を用意する場合であれば、ページ数が自然と増えてしまいますが、20ページ以降は500円(税別/月額)ずつの負担で追加することが可能です。
新規ページの追加を行う場合、まず第二階層からページ追加します。第三階層のページは2階層に紐づいて作成されますので、例えば第二階層のページに「施工実績・参加プロジェクト」などというタイトルを付け、第三階層には施工実績や参加プロジェクトの詳細をページ毎に作成するといった形でサイトを作成してゆくことができます。
企業のコーポレイトサイトを作成する場合、一般的には以下のようなコンテンツ・ページが必要とされます。
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ホームページ:
- 企業の概要やメッセージの要約
- 最新のニュースや重要なお知らせ
- 主要な製品やサービスのハイライト
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企業概要:
- 会社の歴史やビジョン
- 経営陣の紹介
- 企業の使命と価値観
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製品やサービス:
- 製品やサービスの詳細な説明
- 価格やパッケージ情報
- カタログや資料のダウンロード
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お客様の声や事例:
- 顧客の成功事例や満足度の高いフィードバック
- お客様の声やレビュー
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ニュースやイベント:
- 企業の最新情報や出来事
- イベントやセミナーの予定
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採用情報:
- 採用情報や仕事の機会
- 企業文化や働きがいに関する情報
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お問い合わせ:
- 連絡先や営業担当者の情報
- お問い合わせフォーム
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プレスリリースやメディアセンター:
- メディア向けのプレスリリース
- メディアキットやロゴのダウンロード
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CSR (企業の社会的責任):
- 環境への取り組みや社会貢献活動に関する情報
- 持続可能性に焦点を当てた取り組み
これらのページ、コンテンツのすべてが必須という訳ではありませんが、多ページサイトのコンテンツに困った場合には是非これらのページ、コンテンツを検討してみてください。
3.ページの種類
ページ数が多くなれば多くなるほど作成やコンテンツのレイアウトなどに悩むことも増えてくるかと思います。Hirameki 7では複数ページサイトでよく使われるページのテンプレートを用意しており、そのテンプレートにはあらかじめ必要となるパーツが配置されています。
用意されているページは以下のページです
・私たちについて
・サービス紹介
・サービス詳細
・会社概要
・事例
・事例詳細
・採用
・お知らせ
・お知らせ詳細
・よくある質問
・プライバシーポリシー
・キャンペーン(LP)
・その他
「サービス紹介」は第二階層に作成し、その下に配置される第三階層には「サービス詳細」を使ったページを配置しご利用いただけます。また、「事例」「事例詳細」、「お知らせ」「お知らせ詳細」についても同様の使い方が可能です。
新規ページを作成する際のメニューには、他に「ページID」、「タイトル」、「説明」、「メニュー」の設定項目があります。
各設定項目については
ページID・・・URLとなります。半角英数文字列で入力し、入力された文字列はそのページのURLとなります。第3階層の場合には、第二階層のページの配下に配置されますので、URLは
https//◯◯◯.hirameki7.site(または独自ドメイン)/◯◯◯(第二階層のページのID)/◯◯◯(第3階層のページのID)
となります。一度設定したものは、変更することができません。変更したい場合には、ページを削除した上で再作成が必要となりますので、ご注意ください。
タイトル・・・ページに設定されるタイトルとなります。検索エンジンでの検索結果に表示されるタイトルともなりますので、サイトのタイトルと合わせて30文字~32文字程度にしましょう。
説明・・・ページに設定されるページ概要となります。こちらも検索エンジンでの検索結果に表示されるようになりますので、70文字から90文字程度で設定いただくと過不足なく表示されます。
メニュー・・・既に作ったページのヘッダー、フッターのメニューとして作成したページを表示させるかどうかを決定します。
ページID以外は、作成後もページエディター内より変更することができますので、作成時に決まっていない場合にはページIDとタイトル以外は設定しなくても問題ありません。
以上で多ページ構成サイトの作り方~基本編~は終わりです。続いては、具体的な例で、多ページ構成のページ作成について説明していきます。