この記事では、メルマガに掲載するコンテンツの種類について説明します。業種やサービス内容、メルマガの目的に合わせてご自身のメルマガのコンテンツを考える際に参考にしてみてください。
1.ハウツー記事
メルマガのコンテンツの中で非常に需要が高く、業界やサービスに依らず汎用性の高いコンテンツです。食品や食材、あるいは飲食店などであれば、食品・食材を使ったレシピや飲食店であれば「家庭でも再現できる◯◯の作り方」などのレシピは読者の興味をそそるコンテンツとなるでしょう。また、それ以外の業界でも、旅行・レジャー業、製造業、サービス業などの場合には、「◯◯を楽しむ方法」「◯◯を最大限有効に使う方法」など、様々なハウツーを紹介する記事は汎用性が高い上に、コンバージョンを期待できるコンテンツになります。
以下に具体的な作成例をご案内します。ハウツー記事に必要なのは、「◯◯をする方法」などの手順の案内です。もちろん文字だけでも説明は可能ですが、せっかくのHTMLメールですので画像を多用しましょう。また、手順も簡潔に数字を振って、わかりやすく説明できるとよいでしょう。
構成としては、以下のようなケースが考えられます。
画像とひとつひとつの手順を分けて説明する方法
画像は完成写真を載せて、右側のパートでは短い説明を書きます。複数のハウツー記事を載せる場合は、こちらのタイプを採用し、詳しい内容はWebページへのリンクとしても良いでしょう。
こちらのタイプは、画像を大きく見せたいときにお勧めです。
2.読者の成功事例
読者の成功事例は、「お客様の声」と置き換えても良いかもしれません。実際のサービス、商品の利用者の声などは、同じ立場の読者にとってはとても参考になる情報です。可能であれば、回答してくれたお客様のお写真を載せてインタビューを掲載できればより身近な発信者と感じてもらえる可能性も高いのですが、昨今では個人情報の観点から写真がなくとも信頼性を損なうことは少なくなってきています。写真の有無に関わらず、できるだけお客様の生の声をそのままの形で掲載することをお勧めします。しかしながら、お客様の言葉の中に他人を不快にするような表現などが含まれていないかについては、重々注意をしましょう。また、変更する場合には、必ず当人に了承を取った上での変更を心がけましょう。
画像を掲載できる場合のレイアウト例
画像が掲載できない場合に、お客様のアバター画像などを載せるのも良いでしょう。また、ペット関連のサービスや商品などであれば、飼い主さんにご協力いただき商品やサービスとともに写った写真などは最も説得力のある情報になります。
※掲載される場合には必ず許諾を取った上で書面やメール等に残し、掲載するようにしましょう。
文章のみの場合のレイアウト例
文字だけの場合は、できるだけ数を意識して短文で多く掲載する形を取ると良いでしょう。長文過ぎると全てを読んでもらうのは難しくなりますので、短文で4~8件くらいの事例などを掲載すると良いでしょう。
3.質問と回答セッション
質問と回答セッションは、ヘルプなどでよく見るFAQなどを情報として掲載します。読者に対して情報提供をするだけでなく、商品やサービスへの問合せを少なくすることも期待できます。また、実際に発生した質問でなくとも、商品の魅力を質問に対する回答という形式で、わかりやすく伝える方法としても利用できます。
質問と回答ですので、基本は文字だけの情報で作成しますが、工夫して質問者と回答者のキャラクターを作って対話するようなレイアウトで掲載されるのも良いでしょう。
文字情報だけでもちょっと工夫するだけで、メールの中で読者の目を惹くこともできますので、画像パーツなどをうまく配置すると良いでしょう。
以上で「メルマガコンテンツの種類1」は終了です。続いて、「メルマガコンテンツの種類2」も是非ご覧ください。