この記事では、配信日時を指定して送信する方法について説明します。Hirameki 7のメール配信では、作成したメールを配信予約し、送信することができますので、年賀メールだけでなく、新商品の告知など時間を指定した配信にも最適なツールです。
1.配信設定を開く
配信設定では、配信されるメールの送信元の名前や、メールアドレスの設定の他、コンバージョン計測設定や配信フラグに関する設定、そして配信日時の設定が行なえます。今回は、年賀メールの配信についてなので、主に配信日時設定を詳しくご説明しますが、一通り他の設定内容についてもご説明します。
配信設定は、以前の記事でメール設定が完了した後に、下部にある「メール設定を保存して、配信設定へ進む」ボタンをクリックすることで表示させることができます。
また、既に「メール設定を保存」をクリックしている場合には、上部にある進行度を示すステップ表示より「配信設定」をクリックすることでも、開くことができます。なお、このとき、それまでに行っていた画面での作業が保存されていない場合、「編集内容を破棄します」というメッセージが表示されますので、それまでの編集を残しておきたい場合は、一旦戻り「保存」してから移動するようにしてください。一度破棄されたメールの内容は復元することができませんので、こまめに保存するように心がけましょう。
2.配信元表示名、配信元メールアドレス設定
配信元表示名は、受信した方に表示される送信者の名前となります。標準でアカウント登録時に入力いただいた企業名が表示されますが、個人個人で担当の取引先等へ送信する場合などには、企業名+個人名としていただくのも良いでしょう。
また、配信元メールアドレスについては、Hirameki 7でご用意しているメールアドレス(no-reply@idkpesmqaarviah.com)か、独自ドメインオプション をご利用の場合は、独自ドメインを使ったメールアドレスを指定することが可能です。しかし、どちらの場合でもお客様からの返信を受信することのできるメールアドレスではございませんので、ご注意ください。
自分のメールアドレスでメール配信ができるようになりました。
これまでHirameki 7の用意したメールアドレスからのメール配信でしたが、お持ちのメールアドレスを送信元としたメール配信が可能となりました。ご利用プランにかかわらず、1ドメインあたり10,000円(税別)で設定可能となります。同じドメインであれば、@より前のアドレスはいくらでも変更可能です。
(例)aaaa@hirameki7.io というメールアドレスを配信元にしたいと思いhirameki7.ioでの設定を申し込みます。
後日、bbbb@hirameki7.io というメールアドレスを配信元にしたいと思った場合も追加料金なしで変更が可能です。
くわしくはこちらのページをご覧ください
送信元メールアドレスについては、どちらのメール(標準メールアドレス・独自ドメインメールアドレス)を選んでも、お客様からの返信は受信することができません。そのため、送信の際には必ず、メール本文中にご返信用のメールアドレスへのリンクやメールアドレスを明記いただくことを強くおすすめします。
メール本文中の返信メールアドレスの案内について
Hirameki 7のメール配信機能では、現在のところ配信元メールアドレスに送受信可能な任意のメールアドレスを指定いただくことができません。そのため、メール本文中にメールの返信先となるメールアドレスの記載やリンクを設定する必要がございます。ここでは、その記載方法などについてご案内します。
例)メール本文およびお問い合わせフォームへのボタンを設定する。
こちらの方法では、メール本文中に差し込み文字列として営業担当者のメールアドレスを入力しています。
また、ボタンパーツを追加し、そちらのリンク先としてHirameki 7のフォーム機能で作成したフォームのURLを指定しています。
返信先のメールアドレスの他に、メールの配信停止リンクなどを設定しておくのも忘れずに設定しましょう。設定方法については、こちらをご覧ください。
3.ゴール設定、配信フラグ無視設定
今回は、年賀メールの配信方法なので、詳しい内容までは割愛させていただきますが、ゴール設定については、メールマーケティングを実施する上で非常に重要な項目となります。また、配信フラグ無視設定についても、お客様とのコミュニケーションを取る上で、やむを得ない理由で配信を希望されていないにも関わらず、ご案内をしなければならない場合などにご利用いただける機能となりますので、どちらもかんたん説明いたします。
ゴール設定について
ゴール設定は、メール配信のゴールをどのフォームでの入力完了とするかを決定するメニューです。メールマーケティングに限らずではありますが、施策を実施した際にはその効果測定はその後の施策の立案実行にも大きな影響を与えるものです。その効果測定をかんたんに行えるようにするのが、ゴール設定です。Hirameki 7で作成されたフォームであれば、他のサイトに埋め込んだ場合でもそのフォームでの登録が実施されたかを計測できるようになっています。
今回は、年賀メールでのご利用ですので、特に設定する必要はありませんが、メールマーケティング等でメール配信機能をご利用いただく場合は、是非設定してみてください。設定はかんたんで、登録されているフォームをセレクトボックスより選択するだけです。
配信停止フラグ無視の設定については、その名前が示す通り配信先ユーザーが配信停止を希望され、配信停止ページで手続きを行った場合にメール送信フラグが、送信しないに設定されます。その「送信しない」に設定された状況を無視してでもメールを送信する際にチェックを入れて送信を行います。当然のことながら、ユーザーの意向を無視した状態での送信となりますので、余程重要なご案内でない限り、極めてクレーム化する可能性が高くなりますので、ご利用は重々ご検討の上でお願いします。
4.配信日時設定
いよいよ配信日時の設定です。Hirameki 7のメール配信機能では、即時配信の他に日時を指定してその時刻よりメール配信を始める予約配信が可能です。
カレンダーより日にちを決定したら、その隣の時、分を10分単位で選択いただくことで設定は完了です。指定の日時になると、その時間より配信を開始し、順次送信されてゆきます。ここで注意が必要となりますが、送信数が多い場合開始から終了までにお時間がかかる場合がございます。数万件単位で送信する場合には、送信開始から数分間から数十分の時間を要する場合もございますので、ご注意ください。
後は、メールを配信ボタンをクリックすれば配信予約は完了です。
配信予約が完了していると、メール一覧でもステータスが「配信予約」となりますので、最終出勤日には今一度確認しておきましょう。