この記事では、Hirameki 7の「フォーム機能」を使ってアンケートフォームを作成する方法について説明します。初回は、Hirameki 7を初めて使う人向けにアンケート作成の準備について説明します。
1.フォーム設定の準備をする
また、フォーム機能で提供するフォームは、埋め込み用のタグが発行され、他のWebサイトに埋め込んでご利用いただいたり、あるいはHirameki 7のWebサイトを作成されている場合は、そちらにパーツとして埋め込んでご利用いただくものでしたが、フォーム単独でご利用されたいというご意見を鑑み、フォームそのもののURLを自動で発行することができるようになりました。
フォーム機能のフォーム一覧を開くと、作成したフォームタイトルの右に「公開用URL」のリンクが表示されます。
注意
フォームを削除してしまった場合、フォームおよびフォーム公開URLを元に戻すことはできませんので、再度同じURLを使う場合にはフォームを「非公開」状態に設定ください。
ポータル画面(ログイン直後の画面)に表示されている「フォーム」をクリックします。フォーム機能の画面に遷移したら左側のメニューより「フォーム」をクリックします。
複数のアンケートを同時に公開したい場合は、オプション(有料)で追加することも可能です。事前にメニュー左側にある「フォーム数変更オプション」ボタンをクリックし、追加オプションのお申し込みを行ってください。追加オプションのお申し込みが完了しましたら、画面右上に表示される「新規フォーム作成」ボタンをクリックし、フォームの名前を入力し「フォーム設定へ進む」ボタンをクリックします。
※ここで設定したフォームの名前は後で変更することが可能です。
これで、フォームの設定を行う準備は完了です。続いて、アンケートを設計するための準備について説明します。
2.アンケートつくりの準備を行う
既にアンケートの内容をご用意されている場合は、こちらは飛ばして次の記事へ進んでください。
初めてアンケートを作成する際には、以下のような点を考えてアンケートの設計を行ってみてください。
目的を明確にする:
アンケートを設計する前に、調査の目的を明確にしましょう。何を知りたいのか、誰を対象にするのか、その情報がどのように活用されるのかを考えます。明確な目的を持つことは、質問の選択やデータの解釈に役立ちます。
対象者を確定する:
アンケートを誰に対して行うのかを決定しましょう。対象者の属性や特性を理解し、質問や調査方法を対象者に合わせて調整します。
質問の設計:
質問は調査の核心であり、質問の設計が重要です。以下のポイントに注意して質問を設計しましょう。
・質問は明確かつ具体的であるべきです。
・二重否定や複雑な文を避け、簡潔な言葉で表現します。
・主観的な言葉を避け、客観的な情報を求めるようにします。
・選択肢を設ける場合、包括的でバランスの取れた選択肢を提供します。
・質問の順序に注意し、論理的な流れを確保します。
尺度の選択:
質問に使用する尺度を選択します。一般的な尺度には、5段階リッカート尺度(非常に満足、満足、どちらでもない、不満足、非常に不満足など)、バイナリ(はい/いいえ)尺度、順序尺度などがあります。尺度は調査の性質に応じて選択します。
レイアウトとデザイン:
アンケートの視覚的なデザインも重要です。読みやすさを確保し、適切なレイアウトを採用しましょう。
個人情報の保護:
プライバシーと個人情報保護に注意を払い、対象者の個人情報を適切に取り扱いましょう。
具体例
健康意識に関する調査を例に取ります。この調査の目的は、人々が健康に関する意識をどれだけ持っているかを理解することです。
一般的な健康状態に関する質問:
質問: あなたの健康状態をどのように評価しますか?
尺度: 5段階リッカート尺度(非常に健康、健康、どちらでもない、不健康、非常に不健康)
健康に関する意識に関する質問:
質問: あなたは日常生活で健康に関する意識をどのくらい持っていますか?
尺度: 5段階リッカート尺度(非常に高い意識、高い意識、どちらでもない、低い意識、非常に低い意識)
具体的な健康習慣に関する質問:
質問: 週に何日、30分以上の運動をしていますか?
尺度: 数値(___日)
健康情報のソースに関する質問:
質問: 健康に関する情報をどこから得ることが多いですか?(複数回答可)
インターネット
医師や医療専門家
書籍や雑誌
友人や家族
健康に関する不安に関する質問:
質問: 健康に関する不安や懸念を持っていますか?もしある場合、どのようなことについて心配していますか?
このように実際のHirameki 7上で作成してみるとよりイメージを持ちやすいかと思いますので、ぜひ実際にパーツを追加しつつ、プレビューで確認しながら作成してみましょう。